ミリオンバックスです。
「不景気」
投資家でなくても嫌な言葉ですね。世の中の景気が悪くなると株式相場はどんどん下落していきます。ここで株式投資を始めても失敗するかも知れません。不安ですよね。
株式相場が上がると株を買いたくなる。下がれば売りたくなる。個人投資家が陥りがちな心理です。長期投資を実現させるためには、この気持ちをぐぐぐっと堪えることが大切です。
長期投資の極意は「不況を買う」
市場が悲観ムードに覆われ多くの個人投資家が保有株を売っている状況で、粛々と株式を買い、世の中が先高期待の熱に浮かれているときに、ひっそりと売る。成功者はこういう人だと言っています。私は不景気に株を買いそのまま保有する事しかできません。それは、株を売るタイミングが難しいからです。自分の資産を最大化するためには、晴らしい企業をまずまずの価格で買い、長期保有して配当金をもらい、その配当金を再投資する事です。これを繰り返します。
株価が下がったときこそチャンスと考えられるかどうか
フィデリティ退職・投資教育研究所の調査で、退職金で株式投資をする人は、株式相場が大きく上昇した年の翌年に増え、株価が下がった次の年には減少していたといいます。
「株式に長期投資するなら不況のときだけ買うべきだ」という方がいます。チャーリー・マンガー氏の現金ポジションの重要性を思い出しますが、下がりきったことが分かりますか?私は分かりません。
どうせなら底値で買いたいというのが投資家心理かも知れませんが、労働収入から定期的に投資をしているサラリーマンや小規模個人投資家は、マンガー氏や敏腕ファンドマネージャのように底値を狙うことはできません。狙って当たったとして運がかなりあると思っています。
「不況時の株式買い」と「好況時の株式売り」その間の「投資中断」の教え
この手法も一つの成功に導く方法だとは思いますが、5年から10年程度のサイクルで繰り返す景気を気長に待てません。15年続いたらどうしますか?5年間は機会損失になり、また5年分、人間は年を取ります。もらえたはずの配当金は?
不景気や一時的な株価急落を買い場とする
不景気の一番のメリットは株が安く購入できることであり、好景気になったときに株を売却してしまえば多額の資金を得ることができるのです。どんな手法でも当てはまります。
どんな悲観的な状況になろうと将来、実がつく種の蒔き時だと考えて、株式投資に積極的になりましょう。長期投資の極意は「不況を買う」 ですよ。
ではまた。
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