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ミリオンバックスです。

4月15日、マクドナルドの朝マックのエッグマフィンとコーヒーなどのセット(コンビ)が300円から250円に値下げされました。消費をする立場からするとありがたいことですが、マクドナルドのマーケティング担当者が、まだ日本はデフレであると認識しているということが分かります。

マクドナルドのビックマックは、時にビッグマック指数という国の経済の購買力を示す指数として経済学で評価されます。この指数は1986年にエコノミストによって、通貨が「正しい」水準にあるかどうかに関する指針として発明されました。購買力平価(PPP)の理論に基づくもので、物価を見るのにすごく役に立ちます。ビッグマック指数のインデックスアセスメントは、ファンダメンタルズ分析として重要情報となりました。

では、最新のビッグマック指数はどうなっているのでしょうか?下の棒グラフは、2018年1月の各国のビッグマック指数です。

世界で一番高い国はスイスで、ビッグマック1個あたり6.8ドル必要です。ウクライナでは、1.6ドルとなり、スイス人がウクライナでビッグマックを購入すると4分の1で購入できます。商品の品質は変わらないので、同じビッグマックの価格が国々によって違うことが分かると思います。

日本と米国を赤線の枠で示しました。米国が5.3ドルで日本が3.4ドルとなります。ビックマック1つでこの差は?どうでしょうか。分かり易く円も表現すると、米国が567.1円で日本が363.8円となります。(レート107円で計算)

ビッグマックのインデックス

※Source:statista社

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下のチャートは、日本だけに絞った2000年からのビッグマック指数の推移です。真ん中の赤い線は通貨をドルで計算しているため、米国が基準という意味です。日本は、2012年1月に4.12ドル(当時320円)の高値を付けて、現在2018年1月時点で3.43ドル(380円)となりました。

2012年は、2つ下のドル円チャートを見ていただければ思いだしていただけると思います。ドル円が80円を切り安値75円(2011年11月)を付けました。当時ビックマック1個が320円だったのは、2012年1月にドル円76円と超円高になったのが原因だというとが分かります。

Screenshot-2018-4-16 The Big Mac index


USDJPN


次のグラフは、日本のインフレ率を2012年から2022年までの実績と予測を現したものです。コアコアCPI(消費者物価指数除食品・エネルギー)ではないので原油価格などエネルギー価格の影響を受けます。

2013年に日銀がインフレ目標(2%)を導入して、金融緩和政策が開始しました。2014年が2.76%と突出していますが、消費税が5%→8%に増税されたことが要因です。強制的な政策でインフレになった事が原因ですが、せっかく経済のアクセルを踏んでいたのに、ブレーキも一緒に踏んだため、景気が悪くなってしまいました。


※Source:statista社

外貨での投資は円安が有利

インフレになると、為替が円高になりにくくなります。一定の振れはありますが、長期での円高トレントになりにくなるため、外貨投資にとってプラスとなります。

米連邦準備制度理事会(FRB)による米国の利上げは確実に進みます。日本は首相の安部さんが掲げるアベノミクスで2%のインフレ近づけることが必須です。そうしないと、民主党政権時代の超円高に戻ってしまいます。安部さん以外にこの円高を食い止める政策を実行できる人はいるのかな?

1物1価の法則

購買力平価は1物1価の法則です。同じものはどこの国で買っても同じ価格であるという考え方で、同じ価格になるように為替レートが変動し調整されるということです。なぜずっと円高が続いているかというと、米国のインフレ率が日本のインフレ率を上回っているので、購買力平価は長期的に円高方向にシフトしています。以下は2010年からの米国のインフレ率を示しています。2022年までの予測も含めました。この次のグラフで米国と日本の比較をしてみました。


※Source:statista社

以下は、上の日本のインフレ率と米国のインフレ率を予測も含めてグラフ化したものです。2014年と2015年以外は米国にインフレ負けしています。予測はすべて日本のインフレ率は米国を下回ります。


※Source:statista社

経済学では、インフレ率は物価指数の上昇率(消費者物価指数)で一つの指標として扱います。上のグラフでは米国のインフレ率(物価水準)を年率約2%上昇させると予測しています。これは今日購入した製品が100ドルであれば、来年は102ドルになることを理解しないといけません。

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タンス預金はインフレに弱い

インフレ率が平均2%の国でタンス貯蓄をしていた場合は、どのようになるでしょうか?分かり易く100万円をタンスに入れて10年経過したら?というシミュレーションをしてみます。

タンスに100万円を入れる。10年後は100万円。
100万円の物の値段は2%で上昇する
1年目    ¥1,020,000
2年目    ¥1,040,400
3年目    ¥1,061,208
4年目    ¥1,082,432
5年目    ¥1,104,081
6年目    ¥1,126,162
7年目    ¥1,148,686
8年目    ¥1,171,659
9年目    ¥1,195,093
10年目    ¥1,218,994

どうですか?タンスに入れた100万円で10年後の物を買おうとすると、22万円ほど不足して購入できなくなってしまいます。日本の物価でインフレがひどいのは教育費用です。文部科学省が出している国立大学の授業料等の推移で、昭和50年の授業料と入学料の合計は、86,000円でした。平成元年には525,000円、平成10年は744,200円、平成15年は802,800とどんどん授業料が上がります。

ではデフレはどうでしょうか?

日本はデフレです。記事冒頭でもマクドナルドは日本はデフレと判断したと紹介しました。では、年率-0.1%のデフレ率だったら、タンスに入れた100万円はどうなるでしょうか?

タンスに100万円を入れる。10年後は100万円。
100万円の物の値段は-0.1%で上昇する
1年目    ¥999,000
2年目    ¥998,001
3年目    ¥997,003
4年目    ¥996,006
5年目    ¥995,010
6年目    ¥994,015
7年目    ¥993,021
8年目    ¥992,028
9年目    ¥991,036
10年目    ¥990,045

100万円をタンスに入れて、10年後に購入すると、約1万円のおつりがもらえるようになりました。過去のニュースで、アメリカ人は、生活に必要なサービスの料金がインフレで暴騰していて、米国民の家計を苦しめているので、貯蓄などの安全資産ではなく、株式や債券投資に積極的になる。という記事を見ました。だからって日本人が資産運用をしないでよいということにはならず、これは間違いだと即座に分かりましたが、緩やかなデフレの期間が長すぎてインフレとはどのような状態なのかを理解していない世代が増えたのだと思います。

オイルショックを経験した世代は免疫がある

そうです。オイルショックを経験した世代は、急激なインフレが起きました。この世代にインフレへの対応は?と聞くとその対応は積極的にしないといけないという意識が強いです。リスクに対する対応策はいくらでも出てきます。

最もインフレ率が低い20か国を紹介

2017年にインフレ率がもっとも低かった国の20か国を集計したグラフです。マイナスはデフレです。ソロモン諸島、コンゴ共和国、ブルネイダルサ、サウジアラビアがデフレです。日本は最もインフレ率の低い20か国に入り、0.37%です。周辺の国は、経済大国はありません。

インフレ率が低いもしくは、デフレであるということは、労働者の賃金が比較的停滞していることや、銀行からの借り入れが容易で一般市民に容易に融資が行えることも原因です。


※Source:statista社


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デフレの国で生活し、インフレの国に投資する

現在は、安部さんや日銀・黒田総裁によるインフレ2%への政策誘導中ですが、マクドナルドはデフレ判定をしました。デフレの国で生活しているのであれば、給料は増えませんし、一部は原油価格の上昇により物価が上がりますが、全体的には下がります。低金利でお金は借りやすいかもしれませんが、預けても利息は微々たるものでしょう。

インフレにならないのであれば、自分の資産はインフレが起きている国で運用した方がよいです。インフレ率が低くてもビッグマック指数が高いスイスは、インフレ率0.47%でビッグマックが一つ749円です。こういう国はちょっと特別ですが、経済力があり、適度なインフレが起き、将来有望で、人口も増え、もしくは高齢化が酷くない、ビッグマック指数が上位の国で運用するべきです。

それは米国です。ネットでも簡単に投資が可能で、熟練した多くの投資家たちがS&P500インデックスファンドを中心としたパッシブファンドを推奨しています。

資本主義社会を生きるための一つの解になっています。これに皆さん気づきましょう。そして、実行しましょう。

ではまた。

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